148 in the wake of the thirteenth episode (2/2)
But he's still a terrible guy.
Doesn't care about killing people. And betraying people so easily.
Just from this brief video, I got a good idea of what a piece of shit these two are.
I see. ...... and did you find out who this guy is?
Not yet. Mr. Damien is sending his men to the wizardry school to check on them now.
Then we'll know who it is soon enough .
But still, that face, that was someone's face: .......
'Yeah . But by the time we find out, they'll have gotten away with it.
'Yeah, Damien said the same thing. He said in the other footage that he was going to run away to the kingdom, but he said he couldn't look for me if I got out of the country.
I know. Someday the kingdom's gonna have to hurt you.
But I don't have that kind of power right now, so I can't.
Yeah. ....... Bye.
Oh, you shouldn't get up yet.
Yes. You should go back to sleep.
As I picked up my upper body, they rushed to stop me.
I'm sure I must have been injured enough to cause them both so much concern. .......
They said they were so close to dying that I couldn't even imagine how badly they were hurt.
It's really scary to think about that if it hadn't been for the regeneration.
You'll be okay. I've already had more than enough sleep. And how's Belle?
「今は寝ているわ. 交代で、レオのことを看病していたのよ」
「そうなんだ. なんか、ごめんね」
ベルにも後で感謝を伝えないといけないな.
「気にしないでください. 命を守って貰ったことに比べたら大したことじゃないですよ」
「そうよ」
「わかったよ……. うん、しっかりと治ってるね」
俺は傷が一つも無い自分の体を見て、一安心をした.
あ、でも、なんか手に違和感が……
「あ、指輪が全部無くなってる」
手を見ると、指輪が全部無くなっていた.
そうか、爆発で壊れてしまったんだな…….
「あ、それならさっき、ヘルマンが届けてくれたわよ. 確か、ここにおいておいたわ. ほら」
「本当だ. 良かった……」
ダンジョンで手に入れた二つは最悪無くなっても仕方ないで済んだけど、このリーナとシェリーとお揃いの指輪が無くなっていたら相当なショックだったろうな.
「ふふ、私たちが着けてあげますね」
「あ、うん. ありがとう」
「そういえばこの指輪、ダンジョンで手に入れたんでしょ?」
俺の指に嵌めている途中、シェリーが山のダンジョンで手に入れた天使の指輪について聞いてきた.
「そうだよ. 即死を無効化する能力があるんだ」
「聞いたわ. たぶん、これのおかげでレオは助かったのよね」
「そうだね. 普通なら、爆発にあんな間近で巻き込まれたら即死だろうからな. ちょうどいいタイミングでこの指輪を手に入れられて良かったよ」
運がいいのか悪いのかわからないよな.
「本当よ. それより、どうして死にそうになったのにそんな明るい調子でいられるのよ」
「うん……どうしてだろう? 死にそうになった実感が無いからかな? ふう. よいしょ. おっとっと」
爆発が起こった後の記憶は無いからね、と思いつつ立ち上がると……久しぶりに足を動かしたからか、思い通りに動かせずに転びそうになってしまった.
「ちょっと! いきなり何をしているのよ! ほら、まだベッドで寝てなさい」
俺がよろけたのを見て、シェリーが慌てて俺をベッドに座らせた.
「ちょっとよろけただけだから大丈夫だよ. ほら」
そう言いながら今度はピシッと立ち上がれたのだが、シェリーとリーナの本気で心配した顔を見て、すぐベッドに戻った.
「もう……心配だからやめてよ」
「ごめん. 今日は大人しくしておくよ」
「はい. そうしてください」
「わかったよ. ふう、なんかお腹空いてきた. 何か食べたいけど、まだご飯の時間じゃないし……. そうだ、鞄に入っているのを食べるか. ねえ、鞄を取ってくれる?」
一息ついたら、めっちゃ腹が減ってきた.
そりゃあ、二、三日何も食べていなかったら腹も減るよな.
「はい. これですね?」
「そう、ありがとう. 何を食べようかな~. リーナたちも何か食べる?」
「私たちは大丈夫です. それより、食べるなら消化に良い物を食べてくださいね?」
「消化に良い物? そんなのあったかな~. パンって消化にいいと思う?」
うん……今度、病人向けの食べ物を入れておかないといけないな.
「ダメだと思いますよ. けど、お腹が空きましたよね……」
「あ、いいことを思いついた! レオ、パンを貸して」
「え? あ、うん」
シェリーに言われて、冗談で出したつもりのパンをシェリーに渡した.
パンをどうするんだ?
と思っていると、シェリーがパンをちぎって口に入れた.
そして、もぐもぐと咀嚼を始めた……と思ったら俺にキスをしてきた.
「ん!?」
俺が驚いていると、シェリーの口から何かが入ってきた.
なんか甘い……あ、パンか.
俺はシェリーの意図を理解して、口に入ってきた物をそのまま飲み込んだ.
「どう? これなら、柔らかいから大丈夫でしょ?」
「そ、そうだけど……これなら、俺がよく噛んで食べても変わらない気が……」
それに、なんか恥ずかしいんだけど…….
「いいのよ. さっきまで寝ていてどうせよく噛めないでしょ?」
「そ、そうなのかな……?」
もう. よくわからないや.
「シェリー、今度は私の番です」
「はい. じゃあ、半分にして交代で口移しね」
リーナに言われて、シェリーがパンを半分にして渡した.
リーナもやるの?
「わかりました. それじゃあレオくん、行きますよ」
パンを受け取ったリーナは、嬉しそうにパンを口に含むと咀嚼を始めた.
そして、俺にキスをしてドロドロになったパンを俺の口に押し込んできた.
うん、いつもより美味しいかも…….
「ゴク……ありがとう」
けど、やっぱり恥ずかしいな…….
「それじゃあ、今度は私の番!」
それから、長い時間をかけて一つのパンを二人に食べさせて貰ったのであった…….